国際部経過・総括(2003)
  リトアニア方面への旅行は6年目を迎え、「杉原千畝・ショパン・ワルシャワゲットーを訪ねる平和の旅」として行った。韓国旅やベトナムへの 旅行も実施し た。およびフィリピン教育訪問に、広報などで協力した。全国(筑波)大会のオプショナル行事として東アジア英語教育実践交流会(国際交流基金・アジア草の 根交流助成)には、韓国英語教師の会(KETG)会長ら2名を招いた。代表は、分科会にも参加し、濃い交流ができた。報告書を頒布している。大会ルポや記 念講演などが、英訳され、同書に所収された。また、 KETGの大会に代表を派遣した。
  「英語の授業で平和の文化」セミナー(3回)を実施した。教室で2003年9月末に開催された第2回PGL(地球語としての平和)国際会議 を協力した。 また、第3回会議も後援する。第2回子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会の翻訳に貢献した。
  第41回全国(福岡)大会(2003年)のオプション行事として「アジア・ユース・ピースセミナー」(三菱銀行国際財団、長崎県国際交流協 会助成)を開 催する。米国へのツアーを企画し、実施する。また、フィリピン教育訪問について、協力し、準備している。

 国際部方針
  国際交流の窓口となる国際部の活動について、目的や活動内容を以下のように確認する。

  目的:新英語教育研究会による、平和を願い、民主主義 の実現を目指 し、子どもた 

    ちを大切にする実践・研究を軸に、国際連帯活動をする。

  活動内容:

    a 新英研および他の国内の民主的団体の活動を、ホームページその他を通じて海 

     外に紹介する。

    b. 海外の外国語教育および平和団体などと、教材や機関誌などの交換をし、活

     動を紹介する。

    c. 海外の外国語教育や平和団体などとの、研修旅行や、セミナーを実施する。と   

     りわけ、KETG(韓国英語教師の会)との交流を継続する。
  これまでの旅行などの活動をまとめ、今後に生かしていく。さらに「子どもちのための平和と非暴力の文化国際10年」に関わって「Life Link」や「平和の文化をきずく会」とも協力する。また、PGL(地球語としての平和)国際会議など、国際的なネットワーキングにつとめたい。