日本ベトナム友好協会東京都連ニュース 04.12.02

新委員会への大きな期待
阿原成光

   いま、ベトナムでは連日のようにダイオキシンの被害についての報道がされています。ベトナム友好村国際委員会に参加のために、10月28日から11月2日 までハノイへ行ってきました。成田からのベトナム航空の機内あった英字新聞“Viet Nam News”にもありましたし、ハノイからの帰りの新聞には、われわれ国際委員会の代表がベトナム大統領府に招待され、Truong My Hoaベトナム社会主義共和国副大統領が謝辞を述べたと報じられていました。国際委員会が無事に終わり、「2004宣言」と「国際委員会第10回大会議事 録」の調印を済ませてからの、訪問でした。ホーチミン廟のとなりにある大統領府玄関の部厚い赤絨毯の上で記念写真を撮りました。副大統領からは、「ダイオ キシンの被害が第三世代にまで達して、ひどい状況であり、全世界からの大きな支援と、アメリカの製薬会社への告訴への協力を」という訴えがありました。
   「不戦兵士・市民の会」から引き継いでの始めての国際委員会でした。アメリカ、ドイツ、フランス、カナダの代表は1992からの取り組みの中で結ばれた緊 密な友情を感じましたが、暖かく迎え入れていただきました。そして、大きな期待を寄せられました。
    ローズマリー・マイゾー国際委員会委員長は、「日本のみなさまへ」のメッセージの中で、「ベトナム友好村へのパソコンの贈呈ははじめてであり、子どもたち の自立のためにも大きな意義があり、ぜひ成功していただきたい」と述べています。
   今回の訪問では、目標の一部である5千ドルを届けましたが、2005年8月の訪問までに2万ドルの目標をぜひ達成したいと決意して帰国しました。詳しくは また報告します。