2003年度 発見感動・交流 ベトナムの旅 

 

ベトナム戦争で、村全体を虐殺されて生き残ったダーちゃんは、いま病院の医師の助手になり、3人娘をもつ肝っ玉母さんになっていた。 「3年後にまた来ます」と約束したが、がまんできなくなって、今年もまた会いに行く。 いまベトナムはものすごい勢いで前進している。ホーチミン市の通りは、オートバイで溢れているが、バックミラーがない。みんな前をみつめて突きすすむ。 

 ベトナムの人びと合うと、なぜか懐かしい気持ちになる。むかしからの知り合いのように思えるのが、不思議である。 

 今年はハノイ郊外にある「ベトナム友好村」を1日訪問する。枯葉剤の犠牲者の更正施設で、米・独・仏・英・日本の退役軍人が呼びかけてできた。日本は「不戦兵士市民の会」が参加している。平和と子どもたちの幸福のために、世界でもっとも貴重な場所のひとつである。去年会った子どもたちとの再会がたのしみだ。 

 

ベトナムの料理はうまい 

ベトナムの風景はなつかしい 

ベトナムの人々の心はあったかい 

 

世界遺産のハイフォン、ミーソン遺跡にいく21世紀の東アジアの平和と幸福のために、ベトナムの人々との交流を深めたいと思う。ごいっしょしませんか。 

 

阿原成光 (和光大学教授)

旅行期間 :2003年8月15日(金)~21日(木)7日間 

旅行代金 :19万8千円 

 

旅行日程 :

8月15日(金)夕刻:ホーチミンへ 

8月16日(土) 

 午前:ホーチミン市内見学=統一会堂、戦争証跡博物館 

 午後:クチのトンネル(オプション) 

 夕刻:空路ダナンへ バスでホイアンへ 

8月17日(日) 

 午前:自由行動/チャンパ王国の都市国家跡(オプション) 

 午後:バスで「ダーちゃん」のいるクァンガイへ 

 夜:「ダーちゃん」と交流 

8月18日(月) 

 「ダーちゃん」とその村の子どもたちとの交流 

8月19日(火) 

 終日:枯葉剤被害の子どもたちの施設・友好村を訪問 

 夜:世界的に有名な水上人形劇鑑賞 

8月20日(水) 

 午前:ハノイ市内見学=革命博物館、ホーチミン廟 

 午後:自由行動/バチャン焼きの村へ(オプション) 

8月21日(木) 帰国

 

旅行取扱(株)富士国際旅行社 担当者:榊原