ベトナム旅行でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました。
特に、10歳の息子にはあたたかく声をかけてくださったり、助けてくださったりしてうれしいかぎりでした。
 私は、新英研の会員で、新英研のアメリカ旅行に一度参加しました。たんなる観光旅行ではない、交流のある、真実の歴史がわかる充実した旅でした。今度は ベトナムでこれまた、訪れる場所、お会いする人がたいへん魅力的でした。友好村にパソコンを送り、枯葉剤の障害児と交流できたこと、ベトナムのダーちゃん 家族にお会いできたこと、強く心に残っています。また、そこにいらした英語の教員の方が、”Why is war bad?  Because it’s CRUEL!!”と険しく苦しく強くおっしゃていたときの、表情、ことばの感じを目の前で見、聞きできたことはたいへん貴重な経験でした。
 新英研の先生方の中には自分の生徒の作品を持参したり、アレン・ネルソンさんの本を持参したり、さらに深い交流をなさっていた方がいらして、学びたく思 いました。
 また、新英研以外の方々からは、仕事内容は違っても、平和を望む心は同じで、いろいろな場で目標を同じくしてがんばっていらっしゃることがわかり心強く 思いました。私が一番感動した映画を同じように感動したという方もいらしてうれしかったです。様々なすばらしい人との出会いのあった、そして、歴史の真実 がより理解できた、そして、社会に何かしら影響を与えられた(与えつづけられる行動の動機となった)旅でした。
 この旅で得た知識、感動をこれからの行動に生かしつづけたいと思っています。
 また、実は私の父はアスベスト被害で中皮腫になり、亡くなりました。ベトナムやインドなど、経済復興のかげでアスベスト規制が昔の日本のように甘いよう です。枯葉剤に加え、さらにそんな被害も増えないよう、できることをしていきたいと思っております。
 それでは、皆様それぞれの場でのご活躍、ご健康をお祈りしております。何かの折に、またお会いできたり、力を合わせることがありましたらよろしくお願い します。学校で、写真を見せながら英語の授業でこの旅行について話したときの原稿と、文化祭で英会話部が展示したペア会話に加えた文章もあります。もしや 何かの参考になればうれしいです。